半農半X。
塩見直紀氏の講演会が2月16日に行われた。
Salon de Amantoに60名が集まった。
アマントに設置しているテーブルを全て外に出し、めいいっぱい
テーブルと座布団を並べてなんとか全員店内におさまった。
ロフトの上には10人位の人が上がり、落ちてこないか少し不安になるくらいだった(笑)
塩見さんはとても穏やかで、親しみやすい雰囲気の方です。
非常に優しい口調で、
「僕ってすごく普通でしょ。今は普通の人が社会を変えていく時代だと僕は思っています。」
と言う事から話を頂いた。
以前の職場で、非常に個性的な人達の環境の中で、自分が非常に普通である事に焦りを感じ、
自分を探求し始められたという。
そして、「半農半X」というコンセプトを発見した。
塩見氏が影響を受けた言葉として内村鑑三氏の言葉を紹介してくれた。
「我々は何をこの世に遺して逝こうか。金か。事業か。思想か」
彼はこの言葉に感銘を受け、未来に人生を残そうと決意し、内村鑑三がこの言葉を言った
同じ年の33歳の時に、帰郷し「半農半X」を中心に、情報発信を行っていったという。
「僕は自分の情報を全てインターネット上に公開したいと思ってます」
情報を受け取る側から、発信する側に変わった事で、人生が開けていったそうだ。
半農半Xとは・・・
永続可能な農ある小さな暮らしをベースに、自らの「X」(X=天命・使命・ライフワーク・生きがい・天職・未知なるもの・・・)
を実践し、発信し、全うしていくスタイル。
様々な可能性をご紹介していたただいた。
半農半社会企業家、半農半NPO、半農半ヘルパー、半農半カフェ、半農半唄者・・・。
しかし、「半農半X」は規模も収穫高も場所も重要ではない。
自然や生命に対する感性を育みながら豊かに生活する事が重要であると言う事。
都会でも、生活の中に小さくても「農」に触れる機会を作ることで「半農半X」が可能であるという事。
第2部では「Let's Start 農」をテーマにトークセッションを行っていただいた。
パネラーは、
都市での農を模索し実践している「谷町空庭」さん
http://www.soraniwa.net/
大阪の都心のカフェ「Amanto」でこれから「農」に取り組もうとしているオーナーのJUNさん
http://jun240.atpk.jp/
そして塩見さん
都市における「農」についてから始まり、またそれを超えて空庭さんとJUNさんの独特の
世界観の中、テーマに関係ない、いや、テーマを超えた話でも非常に盛り上がった。
最後のフリー懇親会の中でも塩見さん、空庭さん、JUNさんの周りには人だかりができ、
彼らからたくさんの事をその会場に参加頂いた方々に発信されていた感じで凄くよかった。
トークセッションの中で空庭さんの空畑クラブ、アマントと僕らC°のコラボレーション
企画として進める畑企画についてそれぞれ紹介していただいたのだが、講演会後の
アンケートで多くの方々がこれら取り組みに参加いただく意向をいただき非常に嬉しかった。
(これら企画の詳細を知りたい方はご連絡ください)
今回の講演会にはパーマカルチャー・センター・ジャパンの設楽さんも神奈川県から駆けつけていただき、
ご参加いただいていたので最後に少しお話いただいた。
「今、農業が生活を支えたり、お金を得る為の「農業」から、自己を表現する為の
喜びを得る為の、そして人と繋がる為のツールとしての「農」として変化している」
というお話をいただいた。
まさしくその通りだと思った。
そう、「農」で繋がればいいと僕は思っていたのでした。
僕はこの講演会では2つの繋がりを用意していた。
一つは「農」に関する緩やかな繋がりを作るメーリングリスト「農○(のーまる)」。
素人から専門家まで、お互いを認め合い、補い合い、そして共に前に進む「農」というキーワードだけで繋がるメーリングリスト。
もう一つは自給率100%を目指し様々な事にチャレンジしていく人達が入るメーリングリスト「Yes!農研究所」。
回収させていただいたアンケートのうち、9割近くの方がどちらかにご参加頂いた。
どんどん繋がっていきたい。
メーリングリストへ参加ご希望の方はご連絡ください。
「農○」については、
nomal-subscribe@yahoogroups.jp に空メールを送っていただくと誰でも参加できます。
僕らが目標としている「自給率100%」
それは非常に大きな目標である。
一人では0.1%上げるのにも凄く凄く大変である。
でも、皆が同じ想いの元繋がり、前に一歩ずつ進めば必ず達成できる。
僕らの世代で必ず100%にしてみせる。
その為にYes!農研究所ははみんなの想いを繋ぎながら前に進みたいと思います。
さぁ、関西の農業はこれから盛り上がっていきますよ~!!
※塩見さんのブログにも紹介していただきました。
http://plaza.rakuten.co.jp/simpleandmission/diary/200802160000/
報告担当:吉澤武彦