未来のための講演会

設楽清和さん講演会開催報告(3月16日)

16日、設楽清和さんをお迎えしてYes!農研究所のイベントとして
パーマカルチャーの講演会を開催させていただいた。
2週間前という短い告知期間及び多くのイベントが併催され、また前日にはパーマカルチャーの
セミナーを前日に行っているという中で18名もの方にご参加いただいた。

設楽清和さん


「1万年後のこの社会に何が残っていますか?」

こんな問いからパーマカルチャーについて解説いただいた。


「持続可能」言い換えれば「サスティナビリティ」。

これがパーマカルチャーの中心的な考え方である。

自然こそ持続可能であり、

そして、自然の中にこそ、持続可能なメカニズムがあり、

そして、自然をベースにどのような文明を築いていて行かなければならないか考えることが大切であり、

自然に負荷をかけないどころか、より自然を豊かにしていく文明の在り方を目指すということでした。


お金を出せば、なんでも買える時代を生きる僕らは

長い歴史の中で、人が生活の中で身につけてきた知恵を生きる力を

失っている。

学校で勉強した知識で満足し、知らない事を知っているつもりで生きているその危うさを
設楽さんは自身の体験を下に語っていただいた。

購入する、そして捨てる

それを簡単すぎてつまらないという感性。

 

ゴミにするのは、想像力を使っていないだけ。

今あるものを想像力を使って新しい価値あるものを作り出す。

そうやって一人ひとりが自分の空間をデザインする。

そういう考え方がパーマカルチャーに流れている。

設楽清和さん

講演会の後半はコミュニティについて語っていただいた。

「コミュニティとは人間の本質を成就する場である。」と語られた。

逆に言うと、ちゃんとしたコミュニティがないと人間は成就しないということである。

その人そのものを受け止める。自分をオープンでいられる。ということがコミュニティの基本である。

それは、相手が望むものに合わせたり、役割を演じたりするものではない。

そういうコミュニティの中でこそ


まず、自分が何者かを知る。

そして、自分の能力を開発する。

自分の能力を自分以外の人達の為に使う。

そこで、人と人が交流する。


という本来の人と人の在るべき姿が実現するという。


エコ・ビレッジのモデルである「ITHACA」で決め事をする時、
全員一致で物事を決めるという事が紹介されていた。

時間がかかったとしても全員が納得するまでとことん話し合うという。

設楽さんの講演の後、質疑応答を行った。

通常、質疑応答は2,3人で終わる事が多いが、今回は

次から次に皆質問していった。

今回、エコ・ビレッジ的にやってみようとなんとなく思い、予定時刻が過ぎても、
皆の気が済むまで質疑応答を続けた。

自然な形でほとんどの方が質問し、1時間以上に及ぶ熱い質疑応答の時間だった。

講演家は当然設楽さんですが、参加者も、そして会場のAmantoスタッフさんも全員
参加し、一人ひとり表現していた、そんななんとも言えないすばらしい会でした。

  パーマカルチャー講演会


自分が本当にその事を知っているのか?
今ある物に自分の想像力を加えて何を作るのか?
人が人らしく在るためのコミュニティをどう創造していくのか?

そんな事を胸に抱いて歩んで行きたいと思いました。

講演会に協力していただいた、サンチェ、ひろっち、橋本さんありがとうございました。

報告担当:たけ