未来のための講演会

第5回未来の為の講演会其の三(山田バウ氏)開催報告(12月9日)

12月9日。
山田バウさんの3夜にわたる講演会の最終日「其の三」が開催された。

第5回未来の為の講演会の様子

十の図から構成される十牛図の七の図から始まった。

七の中には今まで追い求め手に入れた「牛」の姿はなく、
そこには遠くを眺める男の姿があった。

七の解釈。
「既に自分の中に全てある。自己は元々に身に備わっているもので外に向かって追い求めるものはない。
遥かに遠く、高く、深く、広く、やがて自分を超えていく。。。」


ほとんどの人が

近く、低く、浅く、狭く自分の事だけで生きている。

そうではなく、バウさんのメッセージは

遠くを眺め、
高くを望み、
深きに入り、
広きに動く。
公(おおやけ)に的を絞れ。
個(こやけ)ぐらいはシャレでやれ!


コマとタイヤの話をされた。

コマは独楽(一人で楽しむ)と書く。
コマは自分が動いているだけ。周りは動いていない。
同じ回るならタイヤになれ。回れば回るほど景色が変わる。

宇宙全体を動かすような動きをとろう。

そして、バウさんがたった一人で作り上げたフロンガス回収システムの
お話を、どうやって地域を政治家を市民団体を日本全体を動かしていったのか
細かく教えていただいた。


社会を動かすとはこういうことなんだ。

本当にわかりやすく、自分の中に入っていった。


そして、動かすだけじゃない。

公を自分の事として感じる感性が大切なんだと思った。

バウさんが日本百名山と8つの山を9ヶ月で登った時。
それは、オゾン層の高さ、23万キロの高さまで歩き、
オゾン層に謝るため。

108の山を登り終えた時、バウさんは一晩中空を見上げて謝りながら涙したという。


公の事を自分の問題として人が抱く感性を身につければ、
自然と世の中が動いていく、バウさんの話を聞いてそう確信しました。

参加者の様子

十牛図の8つ目の絵。

それは、何もなくなった状態。
「空」と呼ばれている絵。

空の話をされる際、宗教についてのバウさんの考え方をお話された。

「宗教からは哲学を学びなさい。」

それがバウさんのメッセージ。

■縁起
単一で独立しているものは何一つない。
そして、全てのものは縁から起きる。

■無分別
人を分別してはいけない。

宗教や政治の事で言い争いをするな。そんな人は「うぶ」すぎる。
そういった事に囚われない個人のしっかりとした世界観を持ちましょう。

■無常
全ては絶えず変化する。


そして、「空」とは、バウさんの解釈は「初期化する」という事。


言い争い、暴力、戦争、環境、死・・・自分が悪いという所に入れる。

「ごめんなさい。そして、教えてくれてありがとう。」

これで初期化。

いつでも初期化できる「自分になる」、その事がとても大事である事を教えてくれた。

そして、平和活動とは「相手に憎むという事をやめてもらう事」という事を教えてくれた。

「YES」とは、そういう事なんだと、すごく納得しました。

 

愛について「触角」と「慈しむ」というお話で教えてくれた。


「触角」について

人の5感
聴覚
視覚
嗅覚
味覚
そして、触覚がある。

触覚とは最も大切な感覚だとバウさんは説明してくれた。

それは、人の心に触れる感覚、という事でした。

出会ったことのない、遠くの人の心に触れるそれが触角。
人を愛する、それが触覚。

 

「愛すると、慈しむ」という事について。

「渇愛」の状態は愛じゃない。
既に自分が満たされている状態、それを維持する、距離も変化も関係ない。

もし、孤独な人がいたら、悲しい人がいたら

一緒に座ってあげるだけでいい。
この状態をを教えてあげればいい。
後姿を見せればいい。

それが、慈しむという事。

本当に深く、僕の心に浸みわたっていきました。


他にもたくさん、たくさん教えていただきました。
そして、未来のことも語っていただきました。

未来の事を語るバウさん
未来の事を語る時、何故か写真を撮ると七色になりました。

感動と深い学びと未来へのビジョンと共にバウさんの講演会は終了しました。


今までの感謝の気持ちを込めて、参加者の方々の協力の下、寄せ書きをバウさんに贈りました。

  バウさんに寄せ書き贈呈


そして、ささやかながらプレゼントのとしてマフラーを渡そうととした時、
なんと、僕の分もスタッフの方々が一緒に購入していただいており、バウさんと
お揃いのマフラーをいただきました。

プレゼントの説明をするちぃ

バウさんにプレゼント

ありがとう

バウさんという人を知り、バウさんと出会い、そして、講演会を開催し、
それに全力で取り組んでくれたバウさん、そして協力してくれた多くのスタッフ

  受付のかいわれ君


一人ひとりに感謝の気持ちで一杯になり、お揃いのマフラー同士という事で、
バウさんとがっちりハグさせていただきました。


バウさんもホント寄せ書き、マフラーを喜んでいただいたようで、その後の懇親会、
そして、寝るときまでずっとそのマフラーをつけ続けていらっしゃいました。

この講演会を通して、立ち上がり、そして大きく展開された2つのプロジェクト

「Candle Night 1 Pi:ce〔キャンドルナイトワンピース)」
「レインボートラスト」

についてC°は大きくかかわっていく予定です。

特に

Candle Night 1 Pi:ceは私吉澤が共同代表という形で責任を持って進めてまいります。

Candle Night 1 Pi:ce
www.1pi-ce.jp

各プロジェクトの説明
そして、講演会を通して、好奇心を向ける大切さを学び、C°としては以下の3つの
事を2008年取り組んでいく事を発表しました。
※名称は後日決まりました。

「森」について

「森守倶楽部(モリモリクラブ)」
森について知り、森を守り、森を作るプロジェクト。


「農業」について

「YES!農研究所(イエスノウケンキュウジョ)」
農業について第一人者の方々からの情報を、様々な着眼から頂き、
それを様々な形で実践し、包括的な視点で、未来の農業を模索していくプロジェクト。


「健康」について

「健康プロジェクト(まだ名称は決定してません)」
「人が元気になる方法」を追求していくプロジェクト。

 

この日も合宿で多くの有志達が集まり、朝まで語り続けました。
時にはバカな話をしながら、時には真剣な話をし、共に前に進もうと誓い合う
そんな合宿でした。

未来の為の講演会集合写真
一番前のみー君が其の三の講演会のプロデュースを中心となって進めてくれました。ありがとう。


バウさんが語ってくれた事、そしてこの講演会で繋がった仲間達と共に
明るい未来を作っていきたいと思っています。

タクヤ君

チームGOGO

キャンドルナイト1ピース実行委員


報告では、伝えられていない内容が本当にたくさんあります。

 


そこで、東京で来年同じ形で講演会が仲間のスズちゃんが開催する事になりました。
詳しい内容は決まり次第またコチラからも発信させていただきます。

報告担当:吉澤武彦